銀行系カードローンの特徴
カードローンは銀行や消費者金融で販売されている金融商品です。また、信販会社などのクレジットカードに附帯している、キャッシング機能もカードローンとして紹介をされていることが多いです。
このことから、大枠で考えると現金を手にすることができる、ローンと考えてください。したがって、生活費が足りなかったり、医療費として支払いをしたりするときに利用することができるローンです。
このカードローンは銀行系と、貸金業者(消費者金融や信販会社など)のものに分けることができます。このふたつの大きな違いは、総量規制の対象かどうかの違いが挙げられます。銀行系は総量規制対象外で、貸金業者は総量規制の対象となっています。
なお、総量規制とは年収の3分の1までしか、金融機関が利用者に対してお金を貸すことができない規制です。年収の3分の1というものは、ひとつの金融機関からではなく、貸金業者から借りているお金、又は利用限度額の総合計になります。
銀行系には、「銀行」「JAバンク」「労働金庫」「信用金庫」「信用組合」などが含まれています。この銀行系は総量規制とは関係がないのですが、実は2017年から自主規制が始まり、自主規制に準ずる取扱いを開始しています。
銀行系カードローン
- 銀行系カードローンの作り方
- 銀行系カードローンのデメリット
- 即日振込は可能なの?
- 自動契約機を上手く活用する方法
- 郵送なしでも利用できる?
- 借入限度額の上限
- 何社まで借りられる?
- 限度額を増やすコツ
- 担保は不要で借入可能
銀行系カードローンの審査
- 審査難易度の見分け方
- 借入審査基準
- 銀行系カードローンの申し込みの裏側
- 銀行カードローン審査は保証会社?
- 銀行カードローン保証会社一覧
- 借り入れしやすい銀行系カードローン
- 他社借入はどこまで影響する?
- 2社目の銀行系カードローンを借りる
- 審査における消費者金融との違い
- 審査における年収の重要性
審査に通るためのアドバイス
総量規制ができてから消費者金融では審査が厳しくなり、収入に対して無理のない借入金額しか借りることができなくなりました。
そこで、銀行系のカードローンに頼る人が出てきたのですが、銀行系カードローンも現在の借入額をしっかりと確認をして、申込人に対して、貸し過ぎにならないように審査体制を見直しています。
このことは、消費者にとっては非常に使い勝手が悪くなったものといえますが、実は自分で借入をコントロールできない人にとっては身を守ってくれるものとなっているのです。
銀行系のカードローンは、貸金業者のものよりも金利が低く魅力がある商品になっていることが多いです。そのため、万が一のときにお金が必要な場合は、できれば銀行系カードローンを利用したいところでしょう。
銀行系カードローンの審査にとおるには、クレジットカードを利用してしっかりと返済の履歴を作ることから始めてください。そして、万が一貸金業者のカードローンを利用しているのであれば、返済が滞るようなことはせずしっかりと入金をしましょう。
また、借入額も生活に影響がないようにコントロールをして、できる限り無駄な出費を控えるようにしてください。このようなことに気をつけていると、銀行系カードローンの審査も怖がらずに受けることができるでしょう。