他社から借り入れがあっても消費者金融の審査が通る人
私は某消費者金融で10年近く働いてきました。
個人への貸付業務から法人貸付etc… 様々な仕事を体験してきました。
他社から借り入れがあるからといって審査に通らないということはありません。では、他社から借入をしている人で審査に通過する人はどのような人でしょうか?
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記事の目次
他社から借り入れがどのような状況なら審査に通るのか
まず、最初の条件として多重債務者でないということが挙げられます。
多重債務者の定義は、銀行や消費者金融によって異なりますが、審査に厳しい銀行であれば3件以上の借入は多重債務者であると見做される傾向にあるようです。
消費者金融では、4本以上の借入があると多重債務者と見做される傾向にあります。
また、既存の借入金の返済状況がよくない場合には審査に通過しにくい傾向にあります。
多重債務者であっても返済に遅れがなければ公務員や一部上場企業の従業員などのように属性が良好な人であれば審査に通過することもあります。
筆者が銀行員時代にすでに5本程度の借入がある公務員に貸付を行うことができたという経験があります。
利用が銀行カードローンだけ
銀行系カードローンの審査では、消費者金融からの借入を下に見る傾向にあります。
銀行の審査担当者は「消費者金融からお金を借りるくらいだから、よほどお金に困っているのだろう」と見做す傾向にあるようです。
このため、銀行系カードローンに申し込み時の他社から借り入れでは消費者金融からの借入がなく、銀行系カードローンの借入が1本程度で、返済に遅れがない状況であれば審査に通過できる可能性は高くなります。
消費者金融のカードローン審査では、銀行系カードローンの借入はそれほど気にしません。
銀行系カードローンだけの借り入れが1,2本で返済の遅れがないのであれば、消費者金融から借りることができる可能性は比較的高いと言えるでしょう。
借金返済に滞りがない
既存の他社から借り入れの返済に遅れがあるのは、審査上最も悪い情報です。
審査担当者は「他社の返済が遅れているのだから自社の返済も遅れるかもしれない」と思うためです。
多重債務であってもなくても他社から借り入れで返済に遅れがある場合には審査には確実にマイナスとなります。
年収(収入)が多い
他社から借り入れが多少あっても、勤務先が上場企業であったり、公務員の場合には審査に通過できる可能性は高いと言えるでしょう。
多重債務者が最も懸念されることは、1本目が限度額に達したため2本目の借入を行い、1本目の返済を2本目のカードローンを使って行い、やがて2本目が限度額に達すると、3本目のカードローンで1,2本目の返済を行い、3本目が限度額が達した時点で、1,2,3本目の返済ができなくなるということです。
借金の返済を借金で行うということは、資金繰りの中でも最も借金が膨れ上がるパターンであるため、多重債務者は審査に通りにくいのです。
しかしながら、ボーナスや退職金が多い公務員や上場企業の会社員は、毎月の返済で苦しくなっても、ボーナスや退職金で一括返済を行うことができるため、多少の他社から借り入れがあっても返済に問題ないと言えるため、収入が多く属性がいい人は審査に通過しやすい傾向にあるようです。
他社借入件数が少ない
前述したように、他重債務者でないことは許容される他社から借り入れの1つの条件になります。
消費者金融でも銀行系カードローンでも他社から借り入れが多いということは審査上何もプラスにはなりません。
そのため、属性がそれほどよくない人の場合には、他社から借り入れは1本程度に留めておいたほうが新規借入の際には影響が少なくて済むようです。
借り入れ額が年収の1/3以内
銀行系カードローンの場合には、カードローンのような何に使っても自由な借入金の適正な融資額は年収の半分程度で、いくら多くても年収以上の金額を借りることはできません。
そのためすでに年収の半分以上の他社から借り入れがある場合には審査に通過するのは厳しくなります。
消費者金融の場合には、法律によって消費者金融からの借入の総合計が年収の3分の1を超えることができない総量規制という決まりがあります。
すでに消費者金融から年収の3分の1を超える他社から借り入れを行っている場合には、新規の借入は消費者金融からは絶対に不可能です。
このため、他社から借り入れの金額が上記の目安以内に収まっていた場合には、新規で借り入れできる可能性は高くなると言えるでしょう。
場合によっては増額を検討
ここまで他社からの借り入れについて言及してきましたが、
他社借入ではなくお持ちのカードローンの増枠を行う、上限限度額をあげるというのも一つの手です。
お持ちのカードローンの返済状況が滞りない場合、増枠申請はスムーズに通りやすいです。新規でカードローンを申し込むより確率は高いでしょう。
また他社借入件数が3,4社以上ある方は、審査通過は難しくなってきます。一度おまとめローンで借金を一本化し、月々の返済額を減らす、そして元本の返済を速やかに行うのが借金返済には一番良いです。