カードローンの借入限度額を引き上げる方法とメリット

カードローンは予備だから、小額の限度額で十分と、思っていたら、いつの間にか借入残高も多くなり、もう少し枠が欲しいということがあります。

新たに1枚追加するのも良いですが、既存カードの限度額を引き上げるという方法もあります。

執筆者の情報
名前: 芦田春馬
年齢:39歳
性別:男性
職歴: 平成13年に都市銀行に就職。その後、ノンバンクに転職

カードを増やすより増額のほうが得

カードローンで借入限度額を引き上げるには、以下の2つの方法があります。

①新たにカードローンを申込して新しい借入限度額を作る

②既にお持ちのカードローンの借入限度額を引き上げる

それぞれメリット・デメリットがありますので、どちらがお勧めかを考える前に整理しておきましょう。

限度額を増やすと金利が下がるかも

特に、銀行カードローンを利用されている場合に多いのですが、カードローンは、限度額が大きくなればなるほど、金利が下がる傾向にあります。

一例として、三菱東京UFJ銀行のカードローンを見てみましょう。

2017年9月現在の、三菱東京UFJ銀行のカードローンでは、借入限度額が100万円以下の場合の適用金利は、13.6%~14.6%となります。

これが、100万円超、200万円以下の限度額に引き上げると、10.6%~13.6%の適用範囲に変わります。

そして、更に200万円超、300万円以下になると、7.6%~10.6%の範囲が適用され、その後も、借入限度額が、100万円引き上げる度に、適用金利が下がっていきます。

これは、銀行のカードローン審査では、大きな借入限度額を適用できる方ほど、信用力の高い優良顧客と認識するため、適用金利も下がっていきます。

つまり、別々の銀行で、100万円の借入限度額を2つ持つよりも、1つの銀行で、200万円の限度額を持つほうが、支払利息は少なくなる可能性が高いのです。

借入件数が多いと信用が低下する

銀行などの審査においては、通常、カードローンなどの借入件数が多い方は、審査で信用力が低いと判断されてしまいます。

複数枚のカードローンを持つ方は、「多重債務者」と見なされて、その後の借入(住宅ローンなども含め)で、審査に通過しにくくなります。

一方で、カードローンを一枚保有しているだけなら、特段問題視されることはありませんし、大きな限度額の審査に通過していると、信用力があると見なされることもあります。

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枚数が増えると管理に手間がかかる

カードローンの枚数が増えると、それぞれで返済日が分かれてしまったり、住所変更などの諸届けが必要な際に、それぞれに行う必要があるなど、手間暇が掛かってしまいます。

また、それぞれのカードローン毎に最低返済額が設けられるため、借入金額に比して、返済額が大きくなってしまうこともあります。

2枚あれば保険としての効果がある

一方で、カードローンを2枚持つことによる、メリットというものもあります。

例えば、カードローンで現金を新規借入する際には、ATMから出金する必要があります。

その際には、カードローンを契約している銀行のATMや、提携ATM(コンビニなど)が必要となりますが、2行分のカードローン契約があると、必要な時に、近くで利用できるATMが見つけやすくなるという安心感があります。

また、ATMが見つかっても、偶然システム障害が起こっているということもあり得ますし、返済が厳しくなってしまったときに、2枚あれば、一旦どちらかを延滞して、もう一方を正常の状態にしておくということもありえます。

しかしながら、やはり、金利が低下したり、管理面での手間暇など、実用的な効果が多いことから、借入限度額を増加させるほうが、メリットは大きいと考えられます。

カードローンの限度額を増額するには

カードローンの借入限度額を引き上げるためには、銀行や、消費者金融など、カードローン契約先であらためて審査してもらう必要があります。

そして、その審査の大前提として、通常、引き上げを検討できるのは、最初にカードローンの契約を締結してから、最低でも6ヶ月以上、出来れば1年以上、経過している必要があります。

これは、通常、借入人の状況も、契約から6ヶ月未満では、良くも悪くも、それほど変化ないと思われることと、一旦審査を経て決定された契約内容を、それほど短い期間で見直す必要がないこと、及び、一旦契約した方の増額申請では、新規でカードローンの申込を受けた場合の審査に加えて、「取引・信用の実績」を確認する必要があるためです。

引き上げ申込の方法

そして、実際に借入限度額を引き上げるにあたっては、以下の2通りの方法があります。

①借入人の側から、増額申込を行って審査してもらう

②借入先から、借入限度額の引き上げの提案が行われる

①の場合、銀行それぞれで取り扱いが異なりますが、カードローンを契約している本人から、直接、銀行に対して電話連絡をする場合や、インターネットを介して申込する方法などがあります。

新規のカードローン申込とは違いますので、まずは、電話連絡をしたうえで、借入極度額を増加してもらいたいということを伝えるのが良いでしょう。

一方で、②のように、借入先から、極度額の増額を提案してくることもあります。

これは、銀行や、消費者金融でも、「優良な顧客」を定期的に抽出して、自社での取引を増加させるように行動しているためです。

優良な顧客とは、カードローン契約を締結した後、1年程度の取引実績を確認したうえで、借入実績があり、その後の約定弁済が、延滞なく行われている方となります。

但し、当初契約後に他行で借入残高が増加していたり、さらにそちらで延滞など問題が起きているといった事情があれば、増額審査を始めた後に発覚する事情を理由として、審査に落ちることもあります。

増額申込できる方の基準

では、次に、カードローンの借入限度額の引き上げ審査で確認される、審査のポイントについて解説していきます。

延滞歴があると増額できません

増額審査が始まると、契約中のカードローンに対する返済歴が確認されるほか、再度、個人信用情報を確認されることとなります。

個人信用情報で延滞歴がある場合だけでなく、契約中のカードローンで延滞歴がある(例えば、数日の返済遅れなど)場合も、審査に通過することは難しくなります。

銀行や、消費者金融では、延滞する方に対しての審査は、非常に厳しくなると考えておきましょう。

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収入の増減が確認されます

当初契約時から、所得証明書が変わる時期(年末をまたがる)であれば、再度、所得証明書の提出が必要となります。

カードローンの借入限度額の設定においては、「年収の3分の1」という基準もあるため、年収の増減が重要なポイントとなります。

仮に、他からの借入に増減がなく、年収が増加しているのであれば、借入限度額を増額できる可能性は高くなります。

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他からの借入が増加していないか

借入限度額の引き上げ審査においては、借入人の個人信用情報が再度確認され、当初契約時に比べて、他社からの借入残高が増加していないかということが確認されます。

もし、他社から新たに借入していたり、カードローンの契約をあらたに行っている場合は、その点が考慮されることになります。

具体的には、「年収の3分の1」という基準に従い、既存の借入残高(カードローンの場合は極度額)を、年収の3分の1から控除して、追加で借入できる余地があるかどうかを確認されることになります。

もし、他社から新規借入して、その後、今回の増額申込までの期間が短い場合(1年以内な)、増額できる可能性は低くなります。

一方で、当初借入時に比べて、借入残高が減少している場合は、その分を増額できる可能性があります。

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増額が必要な理由を聞かれることも

借入限度額の申込は、電話で行われることも多くなり、その際に、「増額が必要な理由」を聞かれることがあります。

いざという時の予備や、結婚、引っ越しなどに備えて一時的に資金が必要になるなど、回答を準備しておいたほうが良いでしょう。

限度額が減額されることもある

増額申込を行ったことをきっかけとして、現在の所得証明書の提出を求められたり、直近の個人信用情報を確認されるなど、あらためて審査が行われます。

その結果、審査結果が、当初契約時より悪化していると、借入限度額を引き上げるどころか、減額されてしまう危険性があります。

特に、個人信用情報や、契約しているカードローンに「延滞歴」があると、カードローンの借入限度額を減少されてしまうきっかけともなります。

また、所得証明で確認できる年収が下がってしまっていても減額されてしまう危険性があります

借入状況や、返済状況、年収などで、当初契約時より状況が悪化しているのであれば、増額できる可能性は低く、さらに減額されてしまう可能性もあります。

こういった時は、増額の申込は控えておいたほうが良いでしょう。

まとめ

カードローンは、小口で件数を増やすよりも、特定の1枚について借入限度額を引き上げた方が、金利や、管理面の手間暇など、メリットは大きいと考えられます。

借入限度額を引き上げるための審査には、一定期間(最低でも6ヶ月以上)の利用実績が重要です。

また、年収が増えた、既存の借入残高が減ったという場合にも増額できる可能性があります。

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