総量規制は手取りの3分の1の借入れがあるとダメなの?

総量規制の基準や対象商品を知っておかないと、いざという時に満足な金額を借入できないかもしれません。

消費者金融を既に利用している人はもちろんのことですが、これから消費者金融から借入を検討している人も、総量規制を理解するかどうかで今後の資金計画が変わりますので確認していきましょう。

執筆者の情報
名前:馬野 伸斗(仮名)
年齢:50歳
性別:男性
職歴:信用組合に20年以上勤務

総量規制とは

総量規制とは、消費者金融やクレジット会社といった貸金業者に対して、融資の上限額を年収の3分の1までとする規制のことです。

この規制によって、貸金業者から借入を検討している人は、申込金額によっては収入証明書を提出する必要ができました。

総量規制の目的は?

総量規制ができた目的は、借入を利用する人の保護にあります。

総量規制を含む貸金業法が改正される前は、消費者金融やクレジット会社は審査の基準が不明確で、貸出しの金利も法律で定められた以上の高金利である業者がいました。

それが原因で、複数の借金を抱える多重債務者や、借入を返済できず自己破産する人が増えたため、国(金融庁)が2006年に貸金業法を改正しました。

そして、さらに融資上限額を申込者の年収の3分の1までとする総量規制をつくり、利用者が借金をしすぎないように規制したのです。

基準となる年収は手取り?税込み?

総量規制の3分の1となる基準は、手取りではなく税込み年収です。

つまり、給与明細でいうところの総支給の箇所であり、税金や社会保険を控除したあとの手取り額ではありません。

また、不動産や株式の収入がある人も、継続的な収入と認められれば総量規制でいう年収に含まれますので覚えておきましょう。

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総量規制の対象となる借入

借入金額を年収の3分の1までとする総量規制の対象は、消費者金融、クレジット会社、また信販会社などの貸金業者となります。

総量規制はそもそも貸金業者を規制した法律であり、貸金業者ではなく銀行法という法律の下で融資をしている銀行は対象とならない点に注意しましょう。

消費者金融

消費者金融は、貸金業法の下で融資業務をしているため、総量規制の対象となります。しかし、例外規定もあり住宅ローンや車のローンは、除外貸付として借りることができます。

また、担保があるものや高額療養費についても場外貸付となっています。消費者金融で代表的な総量規制の貸付は、カードローンになります。

使用目的に定めがないものについては、総量規制の対象となることを覚えておきましょう。なお、複数の借金をまとめるおまとめローンは例外貸付として総量規制の対象となっていません。

これらの詳しいことは、後ほど説明をします。

クレジットカード

クレジットカードのキャッシング枠は、緊急時の借入に非常に便利なものですが、クレジット会社も総量規制の対象です。

したがって、既に消費者金融のカードローンを持っていると、キャッシング枠が減る可能性があることに注意しましょう。

総量規制が制定される前は、収入のない専業主婦やアルバイトの人でも30万円程度のキャッシング枠を比較的簡単に持つことができました。

しかし、総量規制が制定したあとのキャッシング枠は年収の3分の1までとなっているため、資金計画をしないで利用をしているといざという時に、キャッシングができないかもしれません。

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総量規制の対象外なのは?

総量規制は消費者金融やクレジット会社といった貸金業者を対象としている規制のため、貸金業者ではない銀行は対象外となります。

また、貸金業者でも取扱いしている商品によっては「例外」や「除外」といって総量規制の対象とならない商品もあります。

自分が利用しようと思っているローンが、総量規制の対象かどうかで今後の資金計画が大きく変わりますので、そのポイントを押さえておきましょう。

銀行カードローン

銀行カードローンは、総量規制の対象外である銀行が融資するため年収の3分の1以上の申込が可能です。

ただし、銀行も独自の審査基準で借入上限額を年収の1/3~1/2程度までとしており、2017年3月に銀行業界の申合せとして、「貸金業者と同じような審査基準にしましょう」という申合せ事項を行いました。

そのため、銀行だからといって、いくらでも借入できるわけではないという点は注意しましょう。

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おまとめローン

おまとめローンは複数の借入を一本化できる便利な商品です。

ただし、消費者金融のおまとめローンは総量規制の対象であるため、年収の3分の1までしか借入できなく一本化できないのではないかと思っている人はいませんか。

しかし、おまとめローンは消費者金融が扱っていたとしても、商品の特性上、顧客に利便性がある総量規制の例外となり、年収の3分の1以上の借入を一本化することが可能です。

なお、おまとめローンを申込する人は、複数の借入がある多重債務者であるケースが多いため、総量規制の対象外だからといっても、審査が緩くなるわけではないことに注意しましょう。

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その他の対象外の借入れ

おまとめローンのように、消費者金融といった貸金業者が取り扱っているローンでも、総量規制の対象とならないものは他にもあります。

まず、クレジットカードでのショッピング枠は、一括払いであろうがリボ払いであろうが総量規制の対象となりません。

その理由は、クレジットの一括払いはそもそも「貸出し」に当たらないほか、リボ払いに関しても、「割賦販売法」といった総量規制と関係のない法律の融資業務となるからです。

また、借入金額が高額となる住宅ローンや自動車ローンも、年収の3分の1までしか借入できなかったとすれば利用できる人がいなくなるため、総量規制の対象外となりますので覚えておきましょう。

その他に注意したいことは、収入がない専業主婦でも総量規制の対象となる消費者金融から借入することが可能であるということです。

それは、消費者金融は主婦の財産は夫と共有していると見ているからであり、収入がない主婦でも 配偶者の年収を含めた総収入の3分の1以下の借入れは可能です。

主婦は銀行でしか申込できないというような、勘違いはしないようにしましょう。ただし、このような取扱いをしている大手消費者金融はありません。

さらに、(緊急の医療費など)緊急に必要な費用を支払うための借入れなど、社会通念上必要と認められる借入は総量規制の対象外となります。

このように、総量規制の対象外となるローン商品は多くありますので、改めて確認しておくことといいでしょう。

まとめ

総量規制は、借入する人にとって不利になるものだと勘違いする人もいますが、総量規制ができた目的はあくまで借入する人の保護であり、利用目的によっては例外となる商品もあります。

今回の話を元に、お金を借りるときには、銀行や消費者金融を含めた金融機関全体から、自分に合った商品を選んで便利でお得になるようにしましょう。

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