銀行と消費者金融って何が違うの?

借入できる金融機関というと、多くの人は銀行や、CMでおなじみの消費者金融を思い浮かべるでしょう。

しかし、「銀行融資は審査が厳しく、消費者金融は審査が緩い」というイメージを持っていませんか?

そこで、カードローンの申し込みしようと考えている人は、事前に銀行融資と消費者金融の違いを確認しておきましょう。

執筆者の情報
名前:馬野 伸斗(仮名)
年齢:50歳
性別:男性
職歴:信用組合に20年以上勤務

どちらの審査が緩い?

銀行融資と消費者金融の審査方法は、2006年に「貸金業法」が改正されたことにより、ほとんどその差に違いがなくなっています。

確かに、以前の消費者金融は審査も銀行ほど厳しくなく、その代わり金利も「グレーゾーン」といわれる金利になっていました。

なお、「グレーゾーン」金利とは、2010年6月18日に改正した貸金業法の前に使われていた、利息制限法と出資法に定める条件金利の違いによって生まれた金利のことです。

利息制限法と出資法の上限金利が異なっていたのですが、貸金業者はこれらの法律で最も高い出資法の金利を利用することが慣例化していました。

そのため、利息制限法の法律は守られていない金利となるため、グレーゾーン金利といわれています。

この、「グレーゾーン」金利と、消費者金融による多重債務者の問題が顕著化したため、国(金融庁)が貸金業者の貸し過ぎを防止するために「貸金業法」を改正しました。

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貸出金利の上限の引き下げ

出資法の上限金利が、利息制限法の上限金利と異なっていたため、金利の上限を29.2%から20.0%に引き下げました。

このことにより、グレーゾーン金利が撤廃されました。

このことにより、20.0%を超える金利は一切認められず、借入した人に返さないといけなくなりました。

そのため、消費者金融では収益が一時的に悪化し、大手銀行のフィナンシャルグループなどに加盟することになったところが増えました。

総量規制の制定

貸金業法が改正されて、「借入の上限金額を、年収の1/3を上限とする」という総量規制が貸金業法に盛り込まれました。

また、貸金業者で貸し過ぎを防止するため、消費者金融は借入申込者の収入を書類や個人信用情報で確認する必要がでてきました。

大きな違いは総量規制

銀行融資と消費者金融は、金利面では貸金業法の改正により大きな違いはなくなりました。

しかしながら、貸金業法が改正されたことによって、「総量規制」という大きな違いが生まれました。

総量規制は「貸金業法」という法律にのっとったものですが、銀行は貸金業法上の「貸金業者」ではありません。

そのため、「総量規制」に縛られることなく、カードローンの申し込みを受付できます。

銀行は「銀行法」という法律の中で融資をする業者であり、消費者金融が該当する「貸金業法」は関係ないのです。

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どちらの金利が低い?

銀行と消費者金融の金利は貸金業法の改定により、大きな違いはなくなってきました。

例えば30万円のカードローンの場合は、一般的に銀行では15%前後、消費者金融では18%前後と「銀行の方が平均的に低い」という傾向が見られます。

ただし、同じ銀行系カードローンでも、銀行が違えば金利も違いますし、カードローンの場合は「借入金額が大きくなるほど金利が低くなる」性質がありますので、一律に銀行が低いというものではありません。

むしろ、金利の差を気にするよりも、利用する金額を明確にして、きちんと返済計画を立てることが大事でしょう。

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どちらで借りるといい?

銀行カードローンと消費者金融カードローンの金利には、それほど差がありませんが、選び方のポイントがありますので紹介します。

サラリーマン・公務員

サラリーマンや公務員などの給与所得者は、銀行のカードローンがおすすめです。

理由としては、カードローンは借入金額が大きくなるほど金利が低くなる傾向があり、安定した収入があるサラリーマンや公務員の場合は好条件で借入できる可能性があるからです。

例えば、年収600万円の人が借入できる上限金額は、消費者金融なら1/3である200万円までですが、銀行はもっと借入ができ、金利も低くなる可能性があります。

専業主婦

専業主婦は、銀行のカードローンがおすすめです。

専業主婦はそもそも収入証明書が出せないため、借入上限は年収の1/3までという「総量規制」のある消費者金融では原則申込できません。

これに対し、銀行のカードローンは借入金額が30万程度の少額であれば、夫の収入で審査することが可能です。

ただし、銀行の場合でも専業主婦は申し込みできないところもありますので、注意をしてください。

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学生

アルバイトをしている大学生は、消費者金融のカードローンがおすすめです。

アルバイト収入がある学生は、銀行、消費者金融どちらでも申込できますが、学生の場合、総量規制のない銀行に申し込みしても、大きな借入は期待できません。

したがって、借入できる金額がさほど変わらないなら審査が早い、消費者金融系を選ぶことをおすすめします。

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スピードや小回りで選ぶ

「今日中にお金が必要だ!」や、「土日にお金が必要だ!」といった人は、消費者金融のカードローンがおすすめです。

理由としては、消費者金融だと無人機でカードを即日発行できるからです。それに対し、銀行はカードが郵送になりますので、ローンカードが手元に来るまで1週間~10日程度かかります。

また、ローンカードが到着するまで振込対応でお金を借りることができる場合でも、土日祝日は振込でお金を借りることができないこともあります。

なお、一部の地方銀行のカードローンは、コンビニATMで利用できなかったり、手数料がかかったりするため、スピードや小回りといった面では、消費者金融の方が手軽に利用できます。

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一本化できるかどうかで選ぶ

借入目的が、「既存の借入を一本化するおまとめローン」である場合は、銀行のカードローンがおすすめです。

消費者金融は総量規制のため、カードローンでおまとめローンの代わりには利用できません。

カードローンを利用する理由が、ローンをまとめることでも年収の1/3までしか借入できないので、既存の借入が多い場合、そもそも一本化できる可能性が低いです。

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無利息期間で選ぶ

多くの消費者金融系カードローンは、「初めて利用する人は、30日間は無利息」というサービスをしています。

また、銀行のカードローンでも新生銀行カードローン「レイク」では同様の無利息サービスをしています。

借入の理由が立替え等で、1か月以内に完済する場合は、実質無利息で利用できます。

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在籍確認の方法って何?

銀行融資も、消費者金融も、カードローンの審査に関しては、「在籍確認」といって、勤務先に「借入申込人が本当にいるのか」を電話で確認をします。

在籍確認は、銀行名や消費者金融の会社名でなく、個人の名前で電話するよう依頼することもできます。

しかし、在籍確認に不安があるという人は、SMBCモビットといった一部消費者金融ではWEB完結により電話連絡なしで契約できるので、事前に在籍確認の方法についても確認しておくといいでしょう。

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カードローンの申込をする場合、銀行融資でも消費者金融でも、保証人は原則として必要ありません。

なお、銀行カードローンの場合、返済ができなくなった時に返済してくれる保証会社の保証をつけなければなりません。

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消費者金融を利用すると銀行融資に影響する?

消費者金融で借入したら、今後の銀行融資に悪影響を与えるのかという疑問があるかもしれません。

しかし、貸金業法の改正や、大手消費者金融の銀行傘下へのグループ参入により、銀行と消費者金融の違いが明確でなくなり、現状はそれほど悪影響を及ぼさないようになりました。

ただし、今後「事業性」融資を検討している場合は、「融資したお金が事業でなく、消費者金融の返済にまわされるかもしれない」と考えられる可能性があります。

また、「消費者金融しか相手にしてくれなかったのかな」と足元を見られることもありますので、なるべく銀行カードローンを利用しましょう。

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どんな人が審査に落ちる?

銀行融資でも、消費者金融でも審査に落ちる理由で一番多いのは、「個人信用情報」の内容が悪いことです。

「個人信用情報」とは「日本信用情報機構(JICC)」「シーアイシー(CIC)」「全国銀行個人信用情報センター(KSC)」といった、個人信用情報機関に登録された、借入する人の返済状況や金融事故の情報です。

金融事故とは、「返済が遅れた」「借入が多すぎる」「自己破産や任意整理をしている」といった履歴のことで、該当する人は、銀行融資はもちろん、消費者金融でも、審査に通るのはまず難しいでしょう。

ただし、この金融事故の情報は一定期間で、個人信用情報機関から消えますので、開示請求をして確認して現状を理解しておくことをおすすめします。

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まとめ

銀行融資と消費者金融は、貸金業法の改正により昔ほど違いはなくなりました。

極端にいうと、「適正な金額を借入できて、きちんと完済できれば」どちらも同じではないでしょうか。

逆に、銀行だろうが消費者金融だろうが、返済計画を誤ると少々の条件の差などほとんど関係がなくなり、多くの利息を支払うことになりますので、自分の立場に合った「返済できる」ローンを選びましょう。

※株式会社モビットは2017年12月1日に社名を株式会社SMBCモビットに変更しました。

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