おまとめローンで借り入れをまとめられない場合は破産しかないの!?

借り入れが多くなると、おまとめローンを検討される人が増えてきます。

理由としては、借り入れを1つにまとめることにより返済期日も返済先も集約され、月の返済金額もバラバラに支払いをしていた時よりも安くなることが多いためです。

しかし希望通りの金額に達しない申し込み結果が出た場合はどうしたらいいのでしょうか?どの方法であれば一番デメリットが少ないのか見ていきましょう。

おまとめローンなのにまとめられない…どうしたらいいの?

どこの消費者金融でも言えることですが、「融資が通った=希望金額が必ず融資してもらえる」ということではありません。

収入や他社返済状況や借り入れ状況等の総合判断で、いくらなら融資可能です。という制限が出てきます。

おまとめローンを希望される人は、他社の借入件数や残債が多くある人が多いので希望金額に達しない場合があります。

そこで一部まとめて件数を減らすことを考えるのか、今まで通りの件数で支払っていくのか、また債務整理も視野にいれるのか?という選択肢が出てきますが、どの選択肢を選べば一番お得なのか?ということが瞬時には判断ができないとこが多いでしょう。

申し込みをする前に、もし希望金額通りの融資をしてもらえなかったらどうするのかを、あらかじめシュミレーションしておくことが大切になります。

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一部まとめて件数を減らすことのメリット・デメリット

融資可能の金額では全部まとめることはできない。しかし一部だけであればおまとめ可能の場合、まとめた方がいいのか?そのことにどのようなメリット・デメリットが生じるのでしょうか見ていきましょう。

一部だけまとめることのメリット
・件数が減るので心情的負担が軽くなる。
・金利が高いところをまとめると、月々の返済金額の負担が軽くなる。

一部だけまとめることのデメリット
・件数が減ったことで借り入れまで減ったような錯覚になり、借り入れが増えてしまう可能性も大きい。
・まとめた結果完済までの期日が延びてしまうので、トータル支払額を考えると反対に高くなってしまうことも。

端的に言うと、月々の返済額は抑えられるが完済まで支払うトータルの金額は高くなってしまうということです。

目の前の数字だけで判断するのは危険

完済までの残高に応じて返済額は変動しますが、消費者金融系のおまとめローンですと返済まで最長10年で組むことができます。

コンスタントに支払っていけば5年で返済できるものが、おまとめローンを利用するとあと5年延びるという状況になります。もちろん完済までの回数は自分自身で設定することは可能です。

しかし、やはりおまとめローンの申し込みを検討される人は「少しでも月額の支払いが少ない方がいい!」と判断される人の方が多いです。

毎月5万円支払っていたものが「10年でプランを組むと毎月8,000円になりますよ」と言われれば誰だって「その方がいい!」となります。

借入金額は少しも減っていないのに、月々の返済金額が少なくなる。そこでつい借金まで減ったと脳が勘違いして、結局追加融資で借り入れが増えていくのもその理由です。

ただし、おまとめローンでお金を借り換える理由は、損得を考えるものではなく、生活を立て直すものだと言うことです。

そこで、損得を考えるよりも、月々の生活が楽になるかに着目して判断することをおすすめします。

なぜ希望金額通りの融資金額がおりないの?

最初から満額希望金額を融資してもらえるならば、「そんな手間もいらないのに…」というのが正直な気持ちですが、やはり満額融資が難しいことにも理由があるのです。

では審査が通る人、通らない人の違いは何でしょうか?ここを明確にしておくことで申し込みする時に、少しでも希望に近づける可能性が高くなります。

そこで、審査に通る人と、通らない人の違いを見ていきましょう。

まずは自身の属性を客観視する

属性とは社会的地位や立場、財産状況のことです。企業に勤務しているのか、自営業者なのかフリーターなのか。

持家なのか借家なのか。そういったことをまず申込先金融機関は見ます。

「そんな社会的地位だけで判断されるなんて!!自分は今まで延滞とかしたこともないし、そこをちゃんと見て判断してほしい」と憤る気持ちもわかるのですが、やはり申込先金融機関としても100円貸すのとは訳が違います。

そもそも見知らぬ人に「100円貸してください。必ず返します」と突然言われても小銭だとしても貸すのは躊躇(ちゅうちょ)してしまうどころか、断る人もいるでしょう。

乱暴に言うとそれと同じです。

素性を知っている知人などならまだしも顔も見たことがない、どのような人なのかも知らない人に数百万円融資するのですから、やはり最初に見るのは属性です。

属性状況を見るポイントとしては、まずは勤務状況を確認します。

大手企業だからOKフリーターだからNGという雑な判断はされませんので安心してください。

また「持家か借家か」というのも住まいがうんぬんではなく、住宅ローン(銀行)が通るくらいの信頼があるという判断基準にはなりますが、反対に借家だからNGということはありません。

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他社の借り入れ状況は必ず確認される

「おまとめ」ローンですから、複数借入先がある人が対象となります。

融資申し込み後に金融機関では信用情報機関の情報を確認しますが、その前に「現在のお借り入れ状況を教えてください」というアナウンスがネット申し込みでも電話申し込みでも行われます。

その質問には必ず正直に回答しましょう。

先にも話したようにあとに必ず信用情報機関に問い合わせをして現状が金融機関にはわかります。

人間ですから借入先が多くなればなるほど、誤差で間違えてしまうこともありますが、余りにも現状と申告に差がある場合はそれだけでも却下されてしまう場合があります。

正直に申告していないには何かしら訳があるという判断をされてしまいます。

また、返済状況も併せて確認されますので、支払いをしていなかったり債務整理をしていたりする人は審査に通過するのは厳しいでしょう。

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約束事をキチンと守れるかどうかも見られている

タイミングは各申込先金融機関によって異なりますが、本人確認書類や収入が確認できる書式の提出を求められます。

『いつ頃までに送っていただけますか?』
「そうですね。今日中には必ず!」

という約束をしておきながら、そのまま何の連絡もせずに放置したり、約束の期日に遅れたりするのはやめておきましょう。

予定外の用事が入ってどうしても送れない事情ができた場合には、その旨連絡をいれるのが最低限のマナーです。

融資という目的が目の前にあるにも関わらず、その約束さえ守れないならば毎月の返済だって危ういと判断されます。

同時に他社に申し込みをしていないか?

信用情報機関を通しわかることは他社の借り入れ状況だけではありません。

同時に〇月〇日に借入の申し込みをしたと言うところまで記載があります。(社名などはわかりません)

ここも審査に落ちるポイントです。

申込者側からすると「1社におまとめローンを申し込みして結果がわかるまでの間の時間がもったいないから、他社にも同時に申し込みしよう」という心理が働きますが、申込先金融機関はここもちゃんとチェックしています。

完済した場合でも新規で借り入れした場合でも日付で確認できます。

他社に申し込みをしているにも関わらず、直近での借入件数の変動がないということは、「なぜ審査に通らなかった?」「属性も収入も他社借り入れも文句はないが、ではどこがダメだったのか?」と、ふだんよりもなおさら審査の目が厳しくなってしまいます。

申し込みのあった金融機関は、自分の会社だけ何か見落としがあるのではないか?という気持ちが強くなります。そのため、無駄に手あたり次第申し込みをしない方が賢明です。

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収入と支出のバランスを考える

2010年施行された「総量規制」で、それまで可能だった専業主婦や低所得者への融資が難しくなってしまいました。

わかりやすく言うと収入の1/3までしか貸金業者では、貸付けができなくなってしまったのです。

年収300万円ならば100万円までという規制です。

返済能力うんぬんに関わらず、収入以上の借入金を無駄に増やさないようにするための政策です。

したがって高収入だから必ず大丈夫ということはありません。大事なのは収入と支出のバランスです。

毎月50万円の収入があったとしても支出が60万円ならば、過剰貸付けとなってしまいますし、収入が10万円でも支出が2万円ならば余裕があります。

銀行のおまとめローンであれば総量規制の対象外となるのですが、消費者金融のおまとめローンと比較すると格段に審査が厳しいのが現状です。

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おまとめローンの審査に落ちた…破産しか道はない?

おまとめローンの審査にも落ちてしまい、これ以上返済していくのは困難だとなった場合破産しか道はないのでしょうか?

判断基準を誤ると意図していなかった方向にすすんでしまうことがあるので、キチンと現実を見据えて判断していきましょう。

最初に確認すべきは現在の借り入れ状況

おまとめローンに申し込みをする時に是非一緒にしてほしいことが、現在の借り入れ状況の確認です。

今何社に借り入れをしていくら残っているのか、いつからの付き合いなのか、金利は何%なのかという点です。

申込時にも役に立ちますし、頭ではわかっている数字でも実際にメモ書きでもいいので、視覚として確認すると意外と第三者の目線に立てて冷静に判断ができます。

金利が15%以上で借り入れが長年あるならば過払い金請求を

2010年に出資法の上限金利が20%に変更になったので、それ以前から借り入れがある人はまず過払い金請求を視野にいれた方が得策です。

金利と一言に言っても「利息制限法」「出資法」「法定利息」「遅延損害金」とややこしいことに4つに分類されます。

悩ましいことにこの利息が、管轄官庁が異なる関係で統一されていません。

国が推奨しているのが利息制限法の金利18%です。ところが実際の現場では、消費者金融が出している金利は法定利息の20%です。

違法なんじゃないのかと思われますが、違法ではありません。法定利息や出資法は借りる側(がわ)が「20%でもいいです」と同意することで違法にはならないのです。

2010年以前は29.2%だったので、その当時から借り入れがある人は、この20%よりももっと利息制限法と出資金・法定利息との差が大きくなります。

その差を返還してもらうのが、過払い金返還請求なのです。

過払い金で戻ってきたお金で借入を完済される人も多くいますので、払いすぎている利息がないかを一度は調べてみるのもいいでしょう。

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過払い金でも完済に至らない場合には?

過払い金でも完済できる金額ではなかった場合、本格的な支払い困難になる前に債務整理をするということも考えておきましょう。

債務整理をしたら家族や職場にバレる?

職場にバレることは基本的にはありませんが、破産を選ぶと職業によってはバレてしまう可能性もなきにしもあらずといった状況です。

理由は一時的に職業制限が破産すると出てしまいます。「破産しますよ」という破産宣告から「破産申立て完了しましたよ」という免責許可がおりるまでの数か月ではありますが、一般的に「士業」と言われる職には就けなくなります。

また勤務上、官報を取り扱うところは要注意です。

破産者一覧として氏名や住所が記載されていますので、そこで思いがけずバレてしまう可能性が出てきます。

なお家族にはバレてしまう可能性は非常に高いです。

裁判所や依頼した法律事務所からの郵送物は基本的に自宅に届きます。

どうしても内緒にしておきたいといった場合はあらかじめその旨、依頼する法律事務所に相談しておくとよいでしょう。

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債務整理とおまとめローンどちらがメリットは大きい?

債務整理と言っても個人再生なのか特定調停なのか、自己破産なのか、任意整理なのかによっても異なりますが、今回は今までと同じく分割払となる任意整理なのか、おまとめローンなのかで検証していきたいと思います。

任意整理によるメリット

・毎月の返済額が抑えられる
・過払い金請求でも完済にならなかったとしても、残りの支払いは元本のみの利息カットという交渉も行える
・借入先全社行わなければいけない訳ではない(1部でも可)ので、連帯保証人をつけている借入先は今まで通りの返済ができ、連帯保証人に迷惑をかけない
・裁判所を通さないので、官報に名前が載ってバレる心配がない

おまとめローンによるメリット

・月々の返済金額が抑えられる
・法的な介入を行っている訳ではないので、ブラックリストにも載らない
・融資限度額内であれば追加融資可能

月額の返済金額だけで考えると、互いのメリットはよく似ていますね。違いは「今後の返済額に利息がつくかどうか」という点です。

利息がついてもよく、ある程度返済に余裕ができるという人はやはりおまとめローンの方がよりメリットがあるでしょう。

任意整理によるデメリット

・法的に介入をいれているので、ブラックリストに掲載される
・約5年借り入れ不可
・裁判所を通さず、借入先と法律事務所による交渉なので長引く案件もある

おまとめローンによるデメリット

・審査が厳しいので、そもそも通らないケースが多い
・まとめても追加融資をしてしまい根本的解決にならない
・完済させるために他社に残高照会をしたりする手間が生じる

抜本的に解決したいのならば任意整理ですし、とにかくこの状況を脱却できればどうにかなるという人はおまとめの方がデメリットは少ないです。

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結果的にどちらがいいの?

置かれている状況によっても違いますが、おまとめローンに申し込みをしたい理由が何なのかを明確にすることで、デメリットが変わってきます。

単に「借入件数をまとめたい」「少しでも毎月の返済額を減らしたい」とこのように考え、その分貯蓄に回せるようでしたら、やはり任意整理はデメリットが大きすぎます。

しかし返済額を減らしたいのはもちろんだけども、生活に行き詰まっている状況であるならば潔く任意整理に着手した方がメリットはあるでしょう。

破産と違い持家などの資産も没収されることはないので、そこは心配せずとも大丈夫です。

まとめ

おまとめローンですべて完済できずとも件数を減らし遅れず返済すれば、いずれ借入枠が上がる可能性も高いです。

その時にまとめることを繰り返していくのも1つの案です。現在の状況を紙に書きだし客観的な判断をし、互いのメリット・デメリットを考慮した上で判断されると失敗も少ないのでおすすめです。

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