カードローンは年収の半分までの借金が限界?

借金は年収の半分までが上限とか住宅ローンの借入は年収の何倍までが上限だという話がありますが実際はどうでしょう。

カードローンなどの借金は年収の1/2、住宅ローンなら年収の5倍から6倍くらいが妥当なラインなのでしょうが簡単に数字で割り切れるものでしょうか。

借金が年収の半分は借り過ぎ?

カードローンなら消費者金融やクレジットカード会社などのノンバンクには総量規制が適用されるため、借金の総額が年収の1/3までなら契約しても良いとされる金額です。

しかし総量規制が適用されない銀行による貸付、並びにクレジットカードのショッピング利用代金や自動車ローンなども借金の部類に入ります。

それら全てを合計すると年収の半分以上借りている人はかなりいるはずです。

住宅ローンや自動車ローン、クレジットカードのショッピング利用代金を除いた借金額が年収の半分までならなんとか返済していくことができる、というのは本当なのでしょうか。

年収による可処分所得が違う

年収と言っても300万円の人もいれば1,000万円を超える人もいます。

でもそれって税込の年収のことですよね。借金を返済していくには税引き後の年収である可処分所得で考えるようにしたいものです。

借金返済は手取り収入の中から毎月返済していくわけですから、独身で扶養家族がいないのか、それとも妻帯者で子供もいる扶養家族が何人いるのかによって違います。

具体例として扶養家族がいない場合の可処分所得を年収ごとに単純計算してみます。

なお控除する種類は基礎控除と所得税のみで計算してみます。社会保険料や住民税の合計は単純に所得税の1.5倍として計算します。

・年収300万円
:可処分所得約232万円

・年収400万円
:可処分所得約325万円

・年収500万円
:可処分所得約375万円

1カ月あたりの手取り額を計算してみる

次にボーナス収入を年収の低い方から60万円、80万円、100万円として1カ月当たりの手取り額を計算してみます。

・年収300万円
:手取月額約14万円

・年収400万円
:手取月額約20万円

・年収500万円
:手取月額約23万円

少々シビアな計算結果となりました。もちろん残業代などの手当は含まれていませんので実際の手取り額はもう少し増えると思います。

しかし借金の返済というのは残業代などの手当がついた金額で計算するのではなく、最小の手取り額で計算しなければ返済途中で債務不履行となってしまうことがあります。

少なくてもこの金額だけは手にすることができる、として計算するべきでしょう。

年収の半分の借金では返済できない

単純にカードローンを年収の半分借りた場合、返済していくことができるのか考えてみましょう。

・年収300万円で借金150万円
・年収400万円で借金200万円
・年収500万円で借金250万円

以上のような感じです。それぞれの借金を5年で支払うことを前提として毎月の支払い金額をシミュレーションしてみます。

・150万円:約3万3,000円
・200万円:約4万3,000円
・250万円:約5万2,000円

以上の毎月の返済額と年収による毎月の手取り額との借金負担率を計算してみます。

・年収300万円:23%
・年収400万円:21.5%
・年収500万円:22.6%

計算の結果は適正と言われる返済比率25%以内に収まっています。

なるほどこれなら年収の半分の借金があったとしても、返済していくことができるのではないかという推測が成り立ちますね。

しかし月収14万円で3万3,000円を支払ってしまうと残金は10万7,000円です。

残った金額から生活費やクレジットカードの利用料金、自動車ローンを返済していくことを考えると、アパートの一人暮らしでは家賃分を出していくことができませんね。

親と同居し、家賃負担をしない条件であればギリギリか赤字、アパートの負担を考えると確実に毎月の生活費は完全に赤字となってしまいます。

たとえ年収が500万円だとしても家計収支状況は良好ではありません。

ボーナス時に生活費の赤字を補填する方法をとらなければ、たちまち借金地獄になってしまいます。

しかしボーナスは勤務先の経営状況に左右されるところが多く、必ずしも年に2回もらえるとは限りませんのであてにしてはいけないものです。

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住宅ローンは年収の何倍まで?

健全な住宅ローンを組むには年収の5倍から6倍以内にするべきと言われています。

・年収300万円
:1,500万円から1,800万円

・年収400万円
:2,000万円から2,400万円

・年収500万円
:2,500万円から3,000万円

以上の金額であれば住宅ローンを契約しても返済していくことができる指標となっています。

しかし前項でシミュレーションした年収ごとの毎月の手取額を考えてみると、本当に返済していくことができるのか疑問が生じます。

計算の具体例として30年返済、金利は2.0%、ボーナス返済なしとして返済額をシミュレーションしてみます。

・1,800万円:約6万7,000円
・2,400万円:約8万8,000円
・3,000万円:約11万円

年収300万円の人は月額の手取りが14万円ですから住宅ローン分を差し引くと手元に残るお金は7万3,000円です。

年収500万円なら手取額は23万円ですから住宅ローンを支払っても12万円残る計算になります。

手元に残ったお金から生活費全てを賄うことはちょっと難しそうですね。

当然毎月赤字計算となってしまいボーナスで生活費を補てんしていく方法をとらなければなりません。

どうやら年収の5倍、6倍の借入れをするのは厳しいようです。

住宅ローン以外に車のローンやカードのショッピング利用料金の支払い分も入れて考えなければ、マイホームを途中で手放すことにもなりかねません。

返済比率から借入可能額を計算する

住宅ローンにも返済比率を当てはめることができます。健全な返済比率である25%から借入可能額を計算してみましょう。

・年収300万円(月収手取14万円)
25%相当額:30年で約1,260万円は年収の4.2倍

・年収400万円(月収手取20万円)
25%相当額:30年で約1,800万円は年収の4.5倍

・年収500万円(月収手取23万円)
25%相当額:30年で約2,000万円は年収の4.0倍

以上のように、年収の4倍から多くても4.5倍までが適正な年収に対する借入額という計算結果になります。かなり頭金を入れなければ住宅を購入することは厳しいと言わざるを得ません。

返済比率は万能ではない

借金は年収の半分まで、とか住宅ローンの借入額は年収の5倍までのように単純に計算することは難しいということですね。

重要なのは毎月の家計収支状況がどの程度余裕があるのかということです。

収入から借金を含めた生活費を差し引いてどのくらい残るのか、5万円残るのか10万円残るのかによって返済していくことができるのかが決まります。

返済比率はあくまでも目安であって万能ではありません。計算する場合は最も良かった収入で計算するのではなく最も少なかった収入で計算するようにしましょう。

住宅ローンも30年から35年という長い期間にわたって返済していくのですから、その間に起こるさまざまなイベントを想定しながら慎重に返済計画を練るようにしたいものです。

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