借金借り換えとは?メリット、デメリット

借金を借金で返すのは良くありませんが、借金を借り換えて返すのはアナタにとってメリットをもたらすかもしれません。

カードローンを利用している人ならご存知のように、適用される金利は銀行や消費者金融業者などによって大きく違いがあります。当然金利が安い方が返済しやすくなります。

借金の借り換えとは

借金の借り換えとは、現在利用しているカードローン借金をもっと条件の良いカードローンと契約し、今まで借りていたカードローンの借金を返済することを言います。

つまりA社の借金をB社から借りて返済し、今後の支払いはB社にしてしまうことです。

または複数借金していれば借金の借り換えをすることで「おまとめローン」のような使い方もできます。

借入先が1社の場合

◆現在の借入状況
・A社から借入
:借入残高50万円
:金利年18.0%

◆借り換え後の状況
・B社から借入
:借入金額50万円
:金利年14.6%

以上のように借金総額を返すそのままA社からB社に借入先を変更します。しかし適応される金利が低くなるため利息負担額は安くなり、返済もラクになります。

借入先が2社の場合

また借金の借り換えをおまとめローンとして利用した場合のイメージは次のようになります。

◆現在の借入状況
・A社から借入
:借入残高50万円
:金利年18.0%

・B社から借入
:借入残高100万円
:金利年15.0%

◆借り換え後の状況
・C社から借入
:借入金額150万円
:金利年10.0%

以上のようにA社とB社の複数借り入れをC社から借り入れします。借金総額はそのままで返済先が一箇所になり、しかも金利が従来よりも低くなっています。

金利表示はあくまでもイメージですので、必ずしも以上のような金利で借り換えできるわけではありません。しかしバラバラに複数返済していた借金を一本化できれば、借入総額は大きくなるわけですから基本的に適用される金利は低くなります。

また複数借り入れをしていると、今月ちょっと支払いが厳しいな、というときにどうしても心に甘えが生じます。一方のカードローン利用限度額まで借入し、他方のカードローン返済に回す、いわゆる「回し返済」をするようになってしまいます。

そのような癖がついてしまうと、常にカードローンの利用限度額は天井張り付き状態となってしまい、返済しているのは結局「利息だけ」になってしまうことがあります。借金を借金で返す悪い例ですね。

確かに借金の借り換えもまさに「借金を借金で返す」ことにはなりますが、上手に借り換えすることで現在よりも毎月の返済が少なくなり、また金利も安くなれば精神的にもラクになります。

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借り換えするメリット

単に借金を他社からの借り換えで返済するにしても、複数の借金を一本化して借り換えによりおまとめローンを組む場合でも、アナタが受けることのメリットは主に次のようなことです。

・金利が安くなる
・返済額を少なくできる
・返済先を一箇所にできる
※おまとめローンとして借り換えした場合

複数借金を抱えている人が借り換えするのであれば、さらに借金の管理がしやすくなることも大きなメリットとなります。

複数借り入れがあると返済日が1カ月の間に複数回発生しますよね。

複数回返済日があるということはその度に返済金を用意しなければならないことはもちろんのこと、返済日をうっかり忘れてしまうリスクが大きくなることです。

借金一本化の借り換えは返済日を忘れてしまうミスを防ぐメリットもあります 。

借金の借り換え方法

借金を借り換えする方法には主に次のような方法が使われています。

A:新規契約して既存の借金を返済する
B:現在利用しているカードローンの限度額を増額する

単純な借り換えなのかそれとも借金の一本化なのか、大きな枠で考えれば以上2つの方法が一般的です。

借金の借り換えを積極的に売り出している金融機関のカードローンに申し込み、今まで借りていた借入先に全額返済する方法が割とよく使われる方法です。

複数借り入れして入れるのであれば、どちらか金利の安い方のカードローンの利用限度額を増額し、増額した分でもう他方の借金を完済する方法もありますね。

借金を借り換えするにはどちらにしてもカードローン会社の審査を受けなければなりません。

借り換え審査の内容について

単純な借金の借り換えなら、信用情報に悪い点がなければスムーズに手続きを済ますことができるでしょう。気を付けたい点としてあげれば、今まで借りていたカードローンの返済に延滞がないことです。

延滞していると借り換えをするカードローン会社にとって不安の種が出てきます。

「返済状態が悪いようだが、きちんとお金を返してくれるだろうか」。 借り換え先のカードローン会社に不安を抱かせるようなクレジットヒストリーを作ってはいけません。

複数の借金を一本化する借り換えであれば、より慎重な審査をされます。

なぜならば借金の一本化をすれば契約する金額が大きくなるからです。

通常であれば30万円から50万円程度の利用限度額でよかったものを借金の一本化によって100万円を超えるような金額で契約しなければならないのです。

現在借りている他社借入状況に「回し返済」の兆候が見られると、アナタに返済能力があるのか、疑問が生じてしまいます。

返済能力があるのであれば、たとえ途中で追加借り入れをしていたとしても、ある程度借入残高減ってから追加借り入れを行いますよね。

それはアナタに経済的な余裕があるからです。

利用枠がそれほどないのに1回や2回の返済で追加借り入れをしているのは明らかに「回し返済」と判断されてしまいます。回し返済は経済的余裕がないことの証拠です。

おまとめローン的に借金の借り換えをするのであれば、現在の借入状況が回し返済になっていないかどうか確認するとともに、次のことも確認しておきたいですね。

本人の属性

属性とは簡単に言えばアナタの素性を表す勤務先や勤続年数、年収などです。

最初から多額の金額で契約しなければなりませんので、継続安定した収入がなければ借り換え審査を切り抜けることはできません。

・勤続年数3年以上
・年収300万円以上

最低限以上の条件を満たしていなければ借り換え審査に通ることはかなり難しいです。

当然ながら借り換えする金額にもよりますので、年収は200万円以上でも審査に通らないことはありません。

返済能力があることをカードローン会社に示すためには、最低でも300万円以上の年収が望ましいです。

勤続年数も3年以上というのは原則であって必ず3年以上でなければならないということではありません。

ただあまりにも勤続年数が短いと、安定継続した収入を続けることは難しいのではないかというように判断されることがあります。

頻繁に転職を繰り返しているでは、給料が入ってくる期間に空白が生じる可能性が出てきます。また性格的に飽きやすいのではないか、と判断する向きもあります。

性格というのはなかなか治らないもので、次に転職したとしても短期間で辞めてしまうのでは収入に安定性を欠いてしまいます。

増額による借り換え審査

現在利用しているカードローンの利用限度額を増額して借り換えする場合の審査で重要な点は次の項目です。

・返済状況が良好である
・余裕を持って返済を行っている

今まで以上にお金を貸すことになるわけですから、当然現在の支払い状況が遅れることなくきちんと支払っていることが必要です。

そして返済額もカードローン会社で定めている最低返済額ではなく、自主的に多めに返済していることが求められます。

なぜなら複数借金をまとめる一本化と同じように返済能力がなければ、いくら現在利用している会員だとしても、そう簡単には増額することはできません。

最低返済額を支払っていたのでは「ちょっと返済能力が足りないんじゃないの」と思われてしまいます。これでは増額審査に通ることはありません。

経済的に余裕があるところを見せなければ、希望通りの増額をすることは無理です。

毎月確実に最低返済額の2倍以上を返済しているなら文句の付けようもありません。

また毎月の返済額が最低返済額だとしても、ボーナスなどの臨時収入が入った際に10万円、20万円の金額を入れることや、毎月5,000円でもATMから任意返済していればカードローン会社の受けは良くなるはずです。

会員情報を更新してある

カードローン会社にはほとんどと言って良いほど会員サイトを設けてあります。

その中に会員情報という項目があるはずです。

会員情報は仕事や年収、電話番号が変わったなど、本人情報に何か変更が起きたとき会員がカードローン会社に申告するものです。

増額審査で重要なのは十分な返済能力があることを求められるのはもちろんのことですが、アナタの情報に変更があったときにきちんと報告しているかどうかもポイントとなります。

電話番号が変わっているのに変更していなければカードローン会社から電話連絡できませんね。

会社が変わっているなら年収も変わっているはずですから、もし少なくなっているようなら返済能力が落ちていることになります。

それを内緒にしているようではアナタの社会的信用力をキズつけてしまうことにもなります。たとえそれが故意でなくてもカードローン会社は理由を知るすべがありません。

増額する場合には収入証明や在籍確認されることがあります。

会員情報を変更していないと在籍確認することができません。それでは審査に通ることはありませんよ。

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借り換えするときの金利を見る

借金を借り換えするのですから新たに他社へ申し込む場合でも、現在のカードローンで増額する場合でも、表示されている金利を見なければなりません。

せっかく借り換えをするのに、今までよりも高い金利のカードローン会社を選んだのでは全く意味がありませんね。

カードローン会社の金利表示によく「金利年4.0%から18.0%」のように最低金利と最高金利を表示していることがあります。

借り換えしたときに適用される金利はいくらなのか気になりますよね。

借り換えする金額が100万円だから、おそらく10%くらいじゃないの?という考えは危ないですよ。

金利がいくらになるのか、それはカードローン会社によって大きな差があります。

借金の借り換えを銀行で借り換えするのか、それとも消費者金融で借り換えするのか慎重に選ぶ必要があります。

概ね150万円から200万円くらいの借り換えであれば次のような金利設定になることが多いです。

・消費者金融の金利年15.0%
・銀行の金利年9.0%から10.0%

消費者金融カードローンの金利が銀行カードローンに比べて高いように、借り換えした金利も銀行の方が低く設定されることが多いです。

ただし銀行で借り換えする場合は審査の内容によって金利が設定されますので、同じ借り換え金額でも人によって金利が違ってきます。

借り換えに有利な低金利ローン

借金の借り換えをするなら銀行の低金利カードローンを利用する方法が比較的簡単です。

インターネットやスマホから申し込むこともでき、審査時間も最短で即日に判明します。

銀行カードローンの公式サイトを見るとかなり低めの金利が書いてあることが多いですね。

金利が1%台ということも珍しくはなくなっています。アナタが借金の借り換えをしたときに1%台の金利で借り換えすることができるのかと言うとそうではありません。

最低金利が適用されるのは、銀行カードローンで借りることのできる最高限度額を借りた場合です。最高限度額を借りるにはそれだけ収入がなければなりません。

借金の借り換えで利用できる金額は年収の2分の1程度と考えておきましょう。

なにも問題がなければ年収300万円なら150万円、年収600万円なら300万円が借金借り換えの上限だと考えておきましょう。

パート収入でも借金借り換え可能?

銀行カードローンのサイトを見ると、パート収入でも銀行カードローンに契約できることが書いてあります。しかし借金の借り換えはまた別の話です。

パート収入で借金の借り換えをするとなると上限額はどのくらいでしょうか。パート収入は年収が100万円前後であることが多いですよね。

借り換えできる金額は銀行であれば年収の1/2程度までが上限ですから、50万円程度であることがわかります。

したがってパート収入で借金の借り換えをする場合「おまとめローン」として利用することはかなり難しいとなります。

単純に消費者金融カードローンから銀行カードローンに借り換えであれば、金利の低い銀行カードローンに借り換えることは不可能ではありません。

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借金借り換えは総量規制と関係ない

貸金業法が改正になってから、消費者金融やクレジットカード会社で年収の1/3以上を借りることはできなくなっています。

しかし銀行カードローンは総量規制が適用されませんので、申し込みの方法によっては年収の1/3以上借金することは不可能ではありません。

借金の額が総量規制を超えていたとしても、借金を借り換えすることはできないことではありません。むしろ総量規制を超えているからこそ借金の借り換えをするのです。

そして毎月の返済をラクにするのです。

年収が400万円で、借り換えする金額が200万円なら年収の1/2ですから銀行カードローンを利用するにはとくに障害となるものはありません。

もちろん信用情報が悪い、既存の借入状況が悪ければ審査に通ることありませんよ。

なお単に借金の借り換えを消費者金融カードローンでするのであれば、総量規制を超えて契約することはできません。

ろうきんで借金の借り換え

ろうきんで借金の借り換えをすることは悪い選択ではありません。

ろうきんカードローンの金利は銀行に比べて安く設定されていることは、借金の借り換えにおいて大きなメリットとなります。

・融資限度額は500万円まで
・金利年5.275%から年8.475%

金利に幅があるのは借り入れ金額によって変更があるのではなく、ろうきん口座を給与振込口座に設定してある、インターネットバンキングを利用するなどの方法で引き下げることができるからです。

労働組合員や団体会員であれば、なお1ポイントほど安く借りることができます。しかしたとえ労働組合の会員でなくても十分低金利ですから、借金の借り換えをする場合は借入先の検討に入れておきたいです。

借り換えによるデメリット

借金借り換えによるデメリットもないわけではありません。 主な具体例をご紹介します。

・審査に通らない
・借金がなかなか減らない
借り換えする金額によっては大きな金額となるわけですから、借り換えの審査に通らないことや、返済期間も長くなるわけです。

金額によっては10年近く返済することにもなります。10年間借金は返済し続けるというのはかなりの苦痛となるでしょう。

・カードローンで借り帰ると追加借り入れをしてしまう
・途中で返済することができなくなる
長期間にわたって返済する間に何が起きるかわかりません。

もしかしたらアナタの勤務する会社が倒産するかもしれません。またリストラされるかもしれません。病気や怪我をしてしまい働くことができなくなるかもしれません。

誘惑に負けて途中で追加借り入れしてしまうと借金完済の道は長いものとなってしまいます。

借金を借り換えする前に相談する

単純な消費者金融カードローンから銀行カードローンの借り換えであれば気にする必要はありません。

しかし複数ある借金を借り換えによって一本化する場合、思った以上に金利が下がらなかった、毎月の返済額がそれほど軽減されなかった、ということもよくあることです。

それはアナタの信用力によって金利や毎月の返済額が決まってしまうからです。

そんなことなら最初から借金の借り換えで一本化しなければよかった、とならないように事前相談しておきたいですね。

相談するのは金融問題に詳しい弁護士や司法書士などの法律の専門家です。

アナタの経済状況をみて借金を借り換えた方がいいのか、それとも他の方法があるのか適切にアドバイスを受けることができます。

もしかしたらアナタの借金の中に過払い金が含まれているかもしれません。それも相談してみなければわからないことです。

アナタの返済能力によっては借金の借り換えではなく、債務整理という方法で借金を軽減して支払っていく方が明らかにアナタに有利になる場合があります。

借り換えランキングを当てにしない

借金を借り換えする場合にランキング形式で金融機関を紹介しているサイトがよくあります。

どの金融機関で借り換えした方がお得なのか分からないときには大変役に立つものです。

しかしアナタが借金の借り換えができるかどうか、それは金融機関によって変わってきます。

どの金融機関に申し込んでも借り換え審査に通るとは限りません。

ランキングサイトを利用する場合はあくまでも参考程度に止めておき、分からないことは直接金融機関のカスタマーセンターへ聞いてみることで、実際に肌で感じることもありますよ。

参考にする場合は金利を中心に見るようにしましょう。最低金利ではなく、最高金利がどのくらいになっているのかである程度目星をつける方法がベストです。

借金一本化による借り換えでなければ、現在の借金額をそのまま移動させるだけですからそれほど金利の低下を見込むことはできません。金額が少なければ最高金利が適用されることになりますよ。

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