法律事務所で決死の任意整理

執筆者の情報
名前:ナカ馬 ゆうき(仮名)
年齢:32歳
利用した貸金業者数:7社(内闇金2社)

任意整理を決意した時

当時、消費者金融から多くの借入がありました。5社以上、自分でもハッキリと把握できなくなっていたほど、毎月の返済に追われていたことを思います。(詳しく知りたい方は私の体験談をご覧ください)

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一時期、大手消費者金融が取り立てをしたとかしないとか、そういったことで問題が起こりましたが、自分にも同じ災難が降り掛かってきたのです。

とある中小金融でしたが、返済を数年滞らせていていました。当たり前といえば、当たり前なのですが、一度滞納してもまったく連絡をよこさない感じだったので、このままいけば踏み倒せるのではないか…という、淡い期待を抱いてしまったのです。

そして、実家にまで取り立てがやってくるようになり、もうそろそろ自分の力ではどうにもならない、と悩み込み、インターネットなどの情報から任意整理という選択肢を知り、思い切って契約をしてみようと思ったのです。

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法律事務所探し

任意整理とひとことでいっても、数多くの法律事務所が任意整理を仕掛けています。つまり、どこを選べば良いのかが分からなくなったのです。

法テラスという場所があるのですが、相談内容からさまざまな弁護士事務所を相談してくれるという便利なものです。

最初、法テラスで相談すればどうにかなるかもしれない、と思い立ったのですが、調べて行くと一週間はかかるかもしれないとネットに記載されていました。

もし、滞納などではなく、消費者金融で借入過ぎたから任意整理をしたいというのであれば、法テラスを利用するだけでも良いでしょう。

でも、自分の場合は実家に取り立てまで来てしまい、このままではかなり大変なことになると思っていたので、1分1秒を争うような感じでした。とてもではありませんが、1週間以上待つ余裕なんてありません。

そこで、しらみつぶしにインターネットで良さそうな場所を探して、電話をかけてみようと思ったのです。

難しい案件だった

通常、任意整理というとどの程度の借金をしている方が利用しているのか、僕も知り合いにいないので分かりません。

ただ、テレビCMなどで良く見ている大手消費者金融など、そういったところに多く借金をしており、返済することが毎月困難になった人などが利用しているのかもしれません。

こういった大手消費者金融の場合ですが、対応も大手らしく、言うことをそれなりに聞いてくれるようです。

ただし、僕の場合は中小金融も利用しており、とある中小金融が取り立てに来たので、それを軸に任意整理を行おうと思っていました。

しかし、この中小金融がかなりのくせ者で、親会社がコロコロ変わって行き、経営難に陥ったために、利用している顧客に一括請求するために、各地に取り立てを行っているということが分かったのです。

僕のように、滞納を繰り返している人だけでなく、普通に借入をしていた方に急に一括請求を迫ってきているのですから悪質です。

自分は、50万円を借りていたのですが、数年滞納をしていたために、遅延損害金で70万円以上の一括請求がやってきていました。

とてもではありませんが、当時の自分に支払えるお金ではありません。そこで、任意整理を頼んだ訳です。

評判が良いといわれる法律事務所にいくつか電話をかけたのですが、そこでいわれるのが、「○○の案件!?ちょっと難しいかもしれない…」という答えばかりだったのです。

どうやら、その取り立てをしてきている中小金融は、弁護士が介入してもビクともせず、一括請求を絶対に曲げないということで毎回裁判になっていたといいます。

弁護士側が折れてしまう事案もあり、なかなか手強い相手ということで、業界でも有名だったのです。

とはいえ、「そうですか…。じゃぁ、仕方ないですね」といって、任意整理を辞めるわけにはいきません。そんな中、必ず最後まで戦い続ける、利用者を絶対に守るという力強い法律事務所が赤坂にありました。

電話をかけて事情を説明すると、「任せてほしい」といわれ、直ぐに約束した時間に赤坂へといきました。

無料相談

任意整理での相談は基本的には無料だそうですが、お金が発生する場所もあるのだそうです。自分は、たまたまですが無料の場所を選ぶことができたので、ここは今でも良かったと思っています。

平日の午前中、不安な気持ちを抑えながら、勇気を振り絞って法律事務所のドアを開けます。

事務所は、普通の会社のような事務用デスクが並んでおり、派遣さんのような女性たちが電話をしたりメモをとったりと、忙しいそうにしていました。

案内係に今日の約束のことを伝えると、奥から元気の良さそうなオバさんが出てきました。そして、後は腕利きの弁護士という2人の男性がおり、奥のテーブルでことの経緯をお話することになりました。

まず、取り立てのことだけでなく、他の大手消費者金融での借金のことを伝えます。談笑しながら、次に本当に債務整理をしようとしているのか、ということを念入りに聞いてきました。

債務整理自体、任意整理、個人再生、自己破産など全てに弁護士費用がかかってきます。

そのため、借金をしている方がまた支払いが増えるということで、後で苦しくなってしまう方もいるようです。しかし、それを一括で請求することはあり得ないということで、分割や還付金などでまかなえると説明されました。

そして、それを承諾すると、個人情報を記載するための申込用紙が出てきたので、そこにさまざまなことを書き込みます。

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申込書の内容

昔のことなので、はっきりと覚えているわけではありませんが、申込書は少し独特なものでした。氏名、生年月日、住所、家族の名前や住所、現在の勤め先などは一般的なものだと思います。

そして、任意整理ということで、消費者金融金融の名前と借入残高、そして何年借入しているかを記載する欄があります。

さらには、毎月の収入額や家賃、光熱費、交際費用などの内訳も記載します。そこで、最終的にいくらを返済に回しているのかを確認するようです。

ただし、借金をしにきているわけではないので、実家への連絡や職場への連絡など、そういった真偽を確かめるようなことはされませんでした。

また、何となくでいいから…ということだったので、覚えている範囲で書かせていただきました。

信用情報機関などには、自分の情報がありますし、弁護士自体もそれを直ぐに見ることができますので、何年前に借りたとかそういったことは、分からないというと調べてくれました。

そんな感じで、どんどんと自分の借金額が明るみになっていった感じです。また、ここで色々とアドバイスを貰いました。

これからしっかりと返済していくための心構え、そして自分の甘さを恥じるべきなど、久々に他人に自分の生活態度への説教をされたのです。

もちろん、嫌な気持ちは一切無く、自分を恥じ入ることと、新しいスタートをここから切れるという期待で背筋がしっかりと伸びる感じだったことを覚えています。

着手金について

大手消費者金融のこと、取り立てをしてくる厳しい中小金融のこと。全てをこの法律事務所に任せるということになり、着手金のお話になりました。

通常、着手金は1社につき数万円となっているようですが、困っている人たちからお金を徴収しても意味が無いということからか、非常にお安くしてもらえました。

その時の着手金は25000円だったと思います。それを、明日までに支払ってほしいといわれたのです。

その時、始めて聞かされたのですが、弁護士が任意整理をすると消費者金融へと伝えると、その日から取り立てはもちろんですが、支払いが一旦ストップします。

そして、毎月の返済額を相談し、利息を無くし元本だけの返済になるのです。今すぐ、ストップさせたいから、明日には支払ってほしいということでここも了承しました。

もちろん、自分もどうにかしたいという気持ちが強かったので、弁護士事務所を後にしたら直ぐにATMに行き、言われた口座に支払いをして、その後の展開を待ちました。

過払い金でカバー!

自分が消費者金融で借入をしていた時期というのは、いわゆるグレーゾーン金利の時代だったので、今よりも10%以上も金利が高い時代でした。

しかし、貸金法が変わってからは、その当時の違法な金利の差額分を利用者は返還してもらうことができるよになったのです。

数社で借入をしていたのですが、その殆どの消費者金融がこの還付金で賄うことができました。その流れとしては、法律事務所の担当弁護士から電話がかかってきます。

そして、「この業者では、過払い金は数十万になります。ただし、電話をしているとチャラでいいから、余剰金の支払いは無しで良いか?という打診が来ている」と、いった感じで相談されます。

当時、この過払い金で多くの消費者金融が経営難に陥り、中小金融が潰れていきました。本来、もっと戦っても良かったのですが、とにかく借金が無くなれば良かったので、僕自身も了承しました。

また、余剰金が10万円程度出たものに関しては、そこから弁護士費用となる成功報酬、減額報酬を支払うということで同意しました。

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問題はあの中小金融

さて、問題はあの中小金融です。こちらは手強く、どうしても一括返済以外は認めないと、弁護士が介入しても戦う姿勢を貫いて来るのです。裁判も行い、担当弁護士が代理で戦ってくれました。

減額ができたのですが、その減額分でもまだ数十万残っています。それを、一括返済だといって絶対に折れない中小金融。

そこで、弁護士さんが代理返済を勧めてきました。同じ法律事務所で同じ中小金融の任意整理をしていた別の方が、過払い請求分で余剰金が出ていたのです。

そこで、弁護士さんは、この人の過払い金を使えば、この中小金融にとりあえず一括返済は可能。そして、その余剰金はアナタからその方へと返済する流れ。こんな打診をされたのです。

もちろん、一括返済さえ免れればこちらとしてはありがたい訳ですので、二つ返事でお願いをします。

ただし、その余剰金が発生している方の了承が必要です。

どうなるのか不安でしたが、その方もこの中小金融で苦しんでいる方の気持ちは分かるので、自分が手助けできるのであれば、こういった形で使われても構わないといってきたのです。

本当に助かりました。他社への過払い金請求により発生した余剰金、そして弁護士費用とその方への返済は月々1万5000円程度で決着し、借金はチャラになり月々の支払いも1年たらずで終わることができ、自由の身になったのです。

その後のこと

中小金融で苦しんでいた自分を助けてくれた方には、弁護士さんの方から、お礼の手紙を出した方が良いということをいわれ、しっかりと手書きのお手紙を送りました。

月々の返済というか、弁護士費用ですので、そこはしっかりと滞納せずに支払うことができました。

ただし、任意整理をすると信用情報機関に傷がつきます。つまり、どこからも借入ができなくなる本当の意味でのブラックとなったのです。

クレジットカードも作ることができないので、ある意味ではお金に困っても、どこからも借りることができない状態です。

しかし、少しでも甘い気持ちをもって消費者金融を利用すると、どんどん雪だるま式に借入額を増やしてしまい、あっという間に多重債務者となることが分かっています。

自分の力でお金を貯めて、そのお金でしっかりと生活をするという、当たり前のことがこの時にやっと分かったのです。

そこから、一生懸命脇目も振らずに働き続け、しっかりと貯金もできるようになり、借金などに頼ることもなくなりました。

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まとめ

消費者金融をバランス良く、計画的に利用できる人もいるでしょうが、少しでも甘い気持ちで借入すると、一気に奈落の底へと落とされます。

最終的には任意整理をするという手段もありますが、ブラックとなるために、大切な時にお金を用意できくなる可能性もあります。

自分は、賃貸契約をする時に、クレジットカード会社が保証会社になることが条件であった場所に申込をしました。

不動産の担当者には正直任意整理をしたことを伝えましたが、やはりダメでした。クレジットカードなどが絡んでない場所では良かったのですが、今の信用社会では生きにくくもなります。

とはいえ、何かに頼らずに自分の力で生きて行く、助けれくれた人への感謝の気持ちなど、借入する前に比べて100倍以上成長はできたと思います。みなさんも、軽い気持ちでお金を借りないようにしてください。

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